top of page
記事: Blog2_Post
執筆者の写真前住職

定例法座

 4,5年続いた「国宝本・三帖和讃」も今年の11月2日の定例法座でやっと終わりました。和讃をテーマの法話は本当に難しかったです。この2年ほどは新型コロナの影響もあったりして、参加者も一人減り二人減りとうとう4,5名になってしまいました。面倒な話を住職の意地で続けたようなもので、聴聞された方々に我慢を強いてしまいました。深く反省してます。唯一のなぐさめは、親鸞聖人の直筆といわれる国宝本のコピーを使ったことで、聖人の字体をしっかり目に焼き付けたことでしょか。

 今後は来年2月2日から「真宗入門」というテーマで再出発します。実は12月2日に第1回目を勤めましたが、当日が急に寒くなったためか出席が2名だったのが残念でなりませんので、来年2月を改めて第1回目として始めます。ずっとやさしく判りやすい話をします。和讃に懲りて敬遠していた方もどうぞ。

閲覧数:9回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「虎に翼」の後に

8月の終りに前住職になりました。お役御免ですが、雑事が多く引き継ぎが大変です。 彼岸法要では「虎に翼」の後に、という題で寅子のぶつかった不平等の壁について話しました。「虎に翼」に涙した元最高裁判事、櫻井龍子さんは現代の共感こそ問題、と言います。1985年は、女性差別撤廃条約...

報恩講のこと

報恩講では長野量一先生のお話は優しい内容で、いつもながら有難いものでした。毎年同じ御講師のお話を聞くことで、その方の生きている世界を少しずつ理解できるように思います。私(住職・藤ノ原惠行)は長野量一先生の話される世界が好きなのです。だからどんな内容のお話でも有難いのです。生...

永代経のお話

6月3,4日 津垣慶哉先生のご法話で特に印象に残ったのは、社会生活の私と家庭生活の私という区別を立てられて、社会生活の私は地位や肩書きによって支えられ、それによって振り回されているが、家庭生活の私はそのようなものが取り払われた私であり、生身の自分がそこにいるということでした...

Comments


bottom of page