定例法座
- 前住職
- 2021年12月5日
- 読了時間: 1分
4,5年続いた「国宝本・三帖和讃」も今年の11月2日の定例法座でやっと終わりました。和讃をテーマの法話は本当に難しかったです。この2年ほどは新型コロナの影響もあったりして、参加者も一人減り二人減りとうとう4,5名になってしまいました。面倒な話を住職の意地で続けたようなもので、聴聞された方々に我慢を強いてしまいました。深く反省してます。唯一のなぐさめは、親鸞聖人の直筆といわれる国宝本のコピーを使ったことで、聖人の字体をしっかり目に焼き付けたことでしょか。
今後は来年2月2日から「真宗入門」というテーマで再出発します。実は12月2日に第1回目を勤めましたが、当日が急に寒くなったためか出席が2名だったのが残念でなりませんので、来年2月を改めて第1回目として始めます。ずっとやさしく判りやすい話をします。和讃に懲りて敬遠していた方もどうぞ。
最新記事
すべて表示春の彼岸法要では、3月2日の定例法座でも話した内容の延長でした。昨年の終り頃より菱木政晴氏の考えに共鳴し、「新しい真宗」ということを考えてきました。近代教学というものになぜかいまひとつ満足できずにいたのですが、たまたま菱木政晴氏の論文「真宗伝統教学再考―高木顕明の還相回向論...
ご案内の表示で日付が間違っていました。11月25・26(土・日)日ではなく23・24(土・日)日でした。申しわけありません、今日で終わりました。 8月末に新住職の任命があり、すでに名目上は交代していたのですが、23日の午後席で形ばかりの交代のお勤めをしました。24日の昼に...
8月の終りに前住職になりました。お役御免ですが、雑事が多く引き継ぎが大変です。 彼岸法要では「虎に翼」の後に、という題で寅子のぶつかった不平等の壁について話しました。「虎に翼」に涙した元最高裁判事、櫻井龍子さんは現代の共感こそ問題、と言います。1985年は、女性差別撤廃条約...
Comments