心の年齢
「宗祖親鸞聖人御誕生会法要」御講師の藤谷惠照師のお話しは、本当に楽しく意義深いものでした。後日またお願いしたことです。
お話をされる姿を拝見しながらずっと思っていたことがあります。それは外見がいくら変わっていっても人の心は歳を取らないのだなぁということです。自分自身を振り返ってみても、おそらく20代や30代の頃と考えることは変わらないように思います。確かに少しずつ変わってもいます。しかし、それは色々な知識が増えていって少々ずる賢くなったただけではないでしょうか。自分という人間の核になるようなものは少しも変わっていないのではないでしょうか。だからこそ私たちは自分というものが永遠に続くように感じてしまうのではないかと思うのです。私はもうすぐ74歳になります。歳を取ってこの身体はいよいよ思い通りにならなくなってきましたが、心だけは昔のままです。少しも歳を取ったとは思えないのです。これは80、90歳になっても変わらないのでしょう。人が永遠不滅の霊魂のようなものを想定するのは、このことが原因ではないかと最近は思っています。
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